ゆるりと断捨離

病気療養中のためしばらくお休みします。

偏頭痛のつらい痛みに薬は必須。しかし薬漬けはイヤなもの。

薬

私の頭痛はこめかみがしめつけられるような痛みからはじまる

こめかみから後頭部、頭頂部へと痛みが旋回します。デスクワークの仕事中に痛みが出ると座ってるのもしんどいです。我慢していると目の奥が痛みだし視界が悪くなり目が回ります。もう無理というギリギリまで我慢するのでいつも帰宅すら大変です。吐き気はするし自分の歩く振動すら刺激になり本当につらいです。

私はかなり痛みに強いので、どの辺りで痛いと訴えたらいいのかいつもわかりません。歯医者や注射を打つ時など痛かったら言ってくださいと言われるがちょっとぐらいの痛みだと言うのもどうかと思いいつも言わない。というか耐えられるので問題ないと判断してしまう。でも頭痛は少しでも痛いと感じたら痛いと言った方がいいと思います。ほっておいてよくなるなんてないからです。よく少し寝たらよくなる、と言う方もいらっしゃいますが、偏頭痛においてはそれは皆無だと思います。

 

偏頭痛薬は飲むタイミングが大切

なるべく薬を使いたくない私でしたが、偏頭痛の痛みは日常生活に支障をきたすし仕方なく薬に頼ることにしました。はじめて頭痛外来で処方された偏頭痛薬はゾーミックという薬です。

医師には痛みを感じたらすぐに飲むように言われました。痛みを感じる前段階がいいとも言われました。痛くなるかも?と思ったら飲んで下さいと何度も言われました。薬を飲むタイミングがすごく重要だと力説されました。遅すぎると痛みに効かないそうです。痛みが出てちょっとぐらいだからと我慢する。そしてせっかく我慢したのに痛みは治まるどころかさらに強くなる。そういう状況の時に飲んでもまるで効かない。タイミング、わかっていても難しいですよね。自分の判断ひとつで薬の効果がかわるのです。かなり意識して飲むようにしなければいけません。

ゾーミックを処方されてはじめて頭痛を感じた時、言われた通りにすぐ飲みました。痛みは30分~1時間の間になくなりましたが目がまわって気持ち悪くなり横にならずにはいられませんでした。いわゆる副作用です。副作用については出る方もいるが大したことないという説明だったのであまり気にしていませんでした。しかし痛みがなくても目が回るのはつらかったです。しかしこの時は痛みが治まる事がすごく嬉しかったです。目が回るというよりは自分がまわっているような感じです。寝ているのに自分だけがまわっているのです。変な感じです。

そして次に頭痛がおこったときにもまたゾーミックを飲みました。今度は仕事中でした。恐れていた副作用が出てしまいました。せっかく痛みがとれてもこれでは痛みがある時と変わらないです。身動きとれないので仕事にならず仕事は休まざるを得ませんでした。

痛みと副作用、どっちをとるか? どっちをとってもつらいのです。この日以降副作用が怖くてゾーミックは飲まなくなりました。

 

医師にゾーミックは副作用が怖くて飲む気になれないと訴えました。次に処方された薬はバルプロ酸ナトリウム この薬は元々はてんかんの薬だったそうです。偏頭痛にも効果が期待できるということで近頃は偏頭痛薬として処方されることが多いそうです。てんかん薬ときってちょっぴり怖かったです。飲んでも大丈夫か?と心配でした。

バルプロ酸ナトリウム以外にも痛みに効くロキソンニンや吐き気止めにドンペリドンが、イミグランキット皮下注も処方されました。このイミグランキット皮下注は頭痛がひどい場合に自分で針をさすのです。糖尿病の方がインスリン注射を自分で打つような感じのものです。

しかしどうしても使う気になれず自分で注射することはありませんでした。

薬が効く時、そうでない時

薬が効いて痛みが治まるとその日は良い一日となりますがそうでない時は最悪です。私の場合ですが、タイミングを逃さず飲んでも痛みが治まらない時もよくありました。そんな時はロキソンニンボルタレンなどの鎮痛薬を数時間ごとに飲んでました。薬漬けです。そんな日は何を飲んでも効きませんでした。寝るしかありません。状況が許せば寝るのが賢明です。ですが中々眠れず、しまいには睡眠薬まで処方してもらっていました。でもこうでもしないと眠れずますます悪循環になるのです。ぐっすり眠れるという点ではとても良かったです。しかしやはり薬が癖になるのです。それがないと眠れない、薬がないと不安になるのです。気づけば一日中、薬のことばかり考えています。

 

薬を忘れて出かけてしまった日は、怖くてドラッグストアに頭痛薬を買いにいくこともしばしばでした。やはり痛みがないと、楽なんです。それが普通なのに頭痛の日が普通なくらいです。頭痛持ちでない方には到底理解できないと思いますが、頭が痛いとまず普通に立つのもつらいです。重い頭に痛みがあるのです。支えている首も疲れてきます。そのうち小さな音や光ですら刺激になるので避けるようになります。真っ暗な部屋でひっそりと横になっていました。子供の呼ぶ声さえ頭に響いて、そんな自分がイヤでイヤでたまりませんでした。

薬に頼る生活をやめたくなり食生活の改善とクレイをはじめました

なんとか薬を減らしたい。毎日薬のことばかり考えている自分がイヤでした。

薬から解放されたい。職場の同僚には頭痛が理解出来ない人も私ほどひどくはないものの頭痛持ちの人、私と同じように頭痛で仕事休む人もいました。頭痛の経験のない人には理解できなくて当然ですが、頭痛で仕事休むとよく嫌味を言われました。それがすごくつらかったです。私だって休みたくない。でも痛くて動けなかったのです。頭痛は寝込むほどしんどい時もあるのだと少しは分かっていただけるとありがたいですね。

とにかく、薬を手放したいと思うようになった私は、薬断つ、薬のない生活、などと検索しネットである記事をみました。薬に頼らない生活というタイトルだったと思いますが、その記事の中に、「クレイで痛みをとる」「食生活が頭痛の原因」というのがあり心が動きました。そこから薬を断つ努力をはじめました。

食生活をどう改善したか、クレイ(簡単にいうと粘土療法)をどうとりいれているかについては次回。